神、エイカの創造した二つの種族の戦いは激しさを増していった。
しかし、滅びの力を与えられているゼレカの力は、数で圧倒する人間たちでも太刀打ちできないくらい強大なものだった。そんな状況を収める力を失っているエイカ。エイカは幾多の創造の力の行使で消耗していたのだった。そこで自分に信仰をささげる人間の預言者ジオバンニを呼び寄せるのだった。
そして、エイカはジオバンニに命を下し、残っている人間すべてを大陸の片隅のラキア島に集めて移住させた。しかし、そこにもゼレカの力が押し寄せようとしていた・・・そんなとき、エイカの力によってラキア島はゼレカの手が及ばない遙かな天空へと浮かび上がったのだった。
力の残り少ないエイカは、ラキア島へと降り立ち、ジオバンニや人間たちの力を借りて、第四の創造物を誕生させた。この第四の創造物は善悪を持たないため、大きな可能性が与えられていた。エイカ、人間、そして第四の種族のすべての力をかき集め、ゼレカの封印を行うこととなった。
その戦いはさらに激しさを増していった。何とかゼレカを封印できたものの、その封印は不完全なものとなった。その理由は力が足りなかったのか、自分が創造したものを封印することへの躊躇がエイカにあったのか、それは分からなかった・・・
それでもゼレカによる滅びから逃れることのできた人間たちは、元の大陸へ戻ることをあきらめ、新たな世界である天空を切り開いていく決心をするのだった。そしてエイカは力を使い果たしたため、長い眠りにつくのだった。
この人間による天空の開拓が、天空世紀S.C.(Sky Century)の始まりである。